ずっとプラモデル

ガンプラやその他プラモの製作・完成記事と模型関係の話。 2016年4月からプラモを始めました。模型誌掲載の作例もやっています。

タグ:ディテールアップ

マイナスモールド(ちょっと幅の広い「−」状の凹み)を彫ってそこに差し色のプラチップを埋め込む、というのが好きで結構やっています💨
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腹部中央にあるオレンジ色の小さな突起と、その突起を埋めてある凹みがそれです。

別のパーツですけども、ルーペで拡大するとこんな感じになってます。
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凹みの幅は0.5ミリ、埋めてあるプラチップは幅0.38ミリ(オレンジで塗装済み)です。

それでこのマイナスモールドっていうのは彫るのが結構難しいんですけども、もしかしたら参考になるかなと思って、制作中のMG ジェガンのパーツにマイナスモールドを彫っているところを動画に撮りましたので、ちょっと紹介しようと思います。

使っている道具はこちら。
◎BMCタガネ 幅0.5ミリ
◎BMCタガネ 幅0.3ミリ
◎クリアーラインテープ曲線用 幅3ミリ(彫る際のガイドテープとして)
◎マスキングテープ(ガイドテープを貼る際のアタリとして)
この他、残念な事に自分は視力がもうアレなので、工作中は1.85倍のハズキルーペを使っています。またスジボリ等こういった特に細かい工作は、20倍ルーペでどんな具合になってるかチェックしています。

で、これらを使ってこんな感じに彫っています。
簡単にですけどもところどころに説明をつけてありますので、字幕オンで見ていただけると🙈

動画はテープを貼っているところは2倍速、彫っているところは実際の速度です。道具を持ち替えたり、ルーペで確認している余計な箇所はカットしましたが、彫りの作業はノーカットです。

撮影しながらだといつもと違ってやりづらくて少し曲がってしまいましたけども、いつもだったら曲がらずに彫れることもまあまああります🙉💦

彫り始めはスジボリ同様に軽く撫でるように彫るんですが、それだけだとどうしても両端(彫り始めと彫り終わり)がダルく曖昧になりがちです。
なので、ある程度深く彫れたら、あえて力を少し入れて両端を彫ってカッチリした形を出すというのがポイントかなと思います。
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イメージとしてはこんな感じです。
どの程度の深さに彫るかは、埋め込むプラチップを仮置きしてみて具合を見て確認しています。プラチップを埋めない普通のマイナスモールドであれば、見た目の大体な感じで決めちゃいます。

この方法を始めた頃は当然今よりも不慣れなのでなかなか上手くいかなかったりもしましたが、やっぱり繰り返すうちに加減やコツが掴めてくるはずなので、頑張って練習してみてください。
忘れてましたが、埋め込むプラチップにはエバーグリーンの0.5mm×0.38mmのプラ棒を必要な長さにカットして使っています。 

人によって彫り方はいろいろなので、この方法はあくまで一例と思ってください🙈
彫る早さで言えば、タガネやスピンブレードを縦にしてブスッと突き刺して…というやり方が早いかなと思うんですが、自分の場合それだと仕上がり具合が安定しないので、少しずつ彫っていくこの方法が時間がかかるけど一定の仕上がりに出来ると感じるのでこうやっています💨

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HG GUNDAM THE ORIGIN 高機動試作型ザクの製作、
今回はジオン系MSの命?モノアイのディテールアップをしました。
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出来上がったのがこんな感じ。
なかなか男前なザク顔になったと思います。
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モノアイのディテールアップに使ったパーツはこちら。
ハイキューパーツのSPプレート2 2.0mm
waveのH・アイズ3ミニ ピンク
です。
SPプレート2 2mmは内径が2mmで
H・アイズ3ミニにある2mmのレンズがぴったり収まります。

取り付け方は簡単で、
外形2.7mmのSPプレート2 2mmが入るように
ピンバイス等で穴を開けてそこに埋め込むだけ。

自分は丁度良いサイズのドリル刃を持っていなかったので
2.5mmのドリルで穴を開けてからヤスリ等で少しずつ拡張して、
SPプレートが収まり良く取り付けられるように
裏から薄いプラ板を当てて接着して底を作りました。
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こんな感じ。
取り付け後もちゃんとモノアイを左右に動かすことが出来ます。

今はまだ仮組みの段階なのでモノアイがすぐ取れるようにしてありますが、
塗装後の最後の組み立ての段階で接着します。
瞬間接着剤を使うと白化して見栄えが悪くなる場合があるので
水性接着剤かエポキシ接着剤を使うのが良いと思います。

あと、レンズがキラっとするように
ラピーテープのようなキラキラのシールを
H・アイズの裏面に貼る予定です。

モノアイのついでにザクマシンガンとバズーカのセンサー部分にも
H・アイズを取り付けることにしました。
こっちはSPプレート等は使わず、
裏にラピーテープ等を貼って接着するだけ。

ザクマシンガンのセンサーにはH・アイズ3ミニの2.5mmがそのままスッポリ入ります。
バズーカのセンサーにはH・アイズ2の4.5mmが丁度良いサイズですが、
取り付けたい位置がレンズ状の凸面になっていて
そのままではH・アイズがグラグラして接着しづらいので
少し彫り込んでプラ板をセットし、接着用の平らな底面を作りました。
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裏にシールを貼ってないので底が透けて見えてますけども、
こうしておけばH・アイズを安定して接着出来ると思います。
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動力パイプのディテールアップをした時も
これだけで随分変わるな〜と思ったけど、
いや〜モノアイが違うとさらに違いますね(ಠ .̫.̫ ಠ)
今回はシールでいいかなーとかちょっと思ったんですけど、
やっぱモノアイは大事ですわ、やって良かった。

これでもう気になる箇所のディテールアップは終わった感じなので
表面処理を進めていきます。

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先日仮組みをしたHG 高機動試作型ザクですが
このキットはそのままでかなりカッコ良いですけど、
やっぱりHGということで
頭部・腹部の動力パイプの造形がちょっと気になります。

なのでプラ材等で自作したものに置き換えて
ディテールアップすることにしました。
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自作した動力パイプを取り付けて、こんな感じになりました。
頭部は少し上下のカーブを付けても良いかも?
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後ろはこんな感じ。
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元々の動力パイプはこんな感じでした。
随分印象が変わりました。
特に頭部は表情が全然違うなと思いました。

正直、気になってたのは腹部の動力パイプの方で
頭部はそのオマケ程度の気持ちだったんですけど
いざやってみると頭部の方が効果が大きかったな〜と。
動力パイプだけでこんなに変わるとは、
いやーこれは発見でした(ಠ .̫.̫ ಠ) 

この作業に使ったのは
wave A・スプリング ブラック
wave AL・ライン
コトブキヤ プラユニット P-112 モビルパイプ
の3つです。

中にAL・ラインを通したA・スプリングを芯にしてカーブの形を作り、
そこにモビルパイプを被せて作りました。
腹部と頭部の鼻(?)の動力パイプ基部は
A・スプリングを差し込める様に
削って穴を少し広げてあります。

A・スプリングは頭部に外径1.5mmを、腹部には2.0mm。
AL・ラインは外径0.8mm。
モビルパイプは頭部は2.5mm、腹部は3.5mmで、これは
1セットではパイプの数が足りないので2セット使いました。

初めての作業だったこともあって、
動力パイプの形を作るのはすごく大変でした。
やって良かったけど、またやるのはイヤですね(๐ ́꒪̐ꈊ͒꒪̐)ꐳ
まあ今回の経験があるから少しはラクかもしれないけども。

アルミ線は何度も曲げ伸ばししてると切れちゃうから
もしかしたら別の物を芯にして形を作るのも良いのかも?

なんにせよ、気になってた動力パイプを
無事ディテールアップすることが出来て良かったです。

まだ穴に差し込んであるだけなので不安定ですけど
最後の組み立ての時に、瞬着か
エポキシ系接着剤? で固定しようと思ってます。

この後は合わせ目やゲート跡等、
パーツの処理をしていきます。

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前回の記事で自作デカールについてコメントをいただいたので
重複する内容もありますがどうやって作っているかみたいなことを書こうと思います。
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パワードジムカーディガン用にこんなデカールを初めて自作してみました。

まず、デカールを自作する際に必要な物は
1.デカールシート
2.グラフィックソフト
3.プリンター
4.フォント
の4つかなと思います。
順番に説明していきます。

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スジ彫り、好きですか?
自分は好きです(ಠ .̫.̫ ಠ)

なので、「ちょっとここ寂しいな」って箇所に
スジ彫りしてちょっとしたモールドを追加することが多いです。
複雑なものはまだ出来ないんですけども。
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これとか
HGUC_GELGOOG_05
これとか。

昨日は製作中のバルバトスルプスレクスのパーツにスジ彫りしてました。
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こんな感じにガイドテープを使ってスジ彫りすることが多いです。
ガイドテープはハイグレードマスキングテープをよく使っています。
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スジ彫りしてガイドテープを剥がすとこんな感じ。

他にもプラ板を切り出してガイドにしたり、あとは
idola - エッチングガイド(凹モールド用)という便利なものもあるので買いました。

ただやっぱり自分の好きなカタチのモールドを彫ろうとすると
ガイドテープが主力になると思うので、これからやってみようかなという人向けに
自分がスジ彫りをする時のガイドテープの貼り方を紹介したいと思います。

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